こんにちは、健康栄養学科教員の山崎です。
皆様、夏休みはどう過ごされましたか?
当ゼミの4年生は授業がない期間も国家試験勉強や卒業研究等、日々忙しく過ごしております。今回のブログでは、卒業研究についてご紹介いたします。
健康栄養学科の卒業研究には、人を対象とした調査や実験、動物実験など様々な分野の研究がありますが、当ゼミでは主に「食品を対象とした研究(実験)」を3~4人のグループで行っています。
学生は「現在、食生活や栄養面で社会的課題となっていることは何か」を踏まえたうえで、調べてみたい内容、興味がある内容をそれぞれ持ち寄り、研究の意義はあるか、実施可能か、先行研究がどれくらいあるか、新規性はあるかといったことを考えたり調べたりしながら、自分たちでテーマを決めていきます。
テーマが決まったら研究計画を作成して、予備実験を実施し、その結果をもとに再度研究計画の見直しをし、本実験と進みます。そして、最終的には自分達の研究成果を発表会という形で報告し、卒業論文としてまとめます。
こちらは予備実験の様子です。今年は、離乳食の冷凍および電子レンジ解凍による栄養成分の変化を調べることになり、予備実験では電子レンジでの解凍条件を検討しています。
この後はいよいよ本実験。
どのような結果を得られるか楽しみです!