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2024.03.08

臨地実習についてご報告~給食経営管理実習Ⅲ~

こんにちは。

本学科では3年生の後期に学外での実習がスタートします。

病院、福祉施設、保健所、給食施設など、合計4施設で学ばせていただきます。

 

今回は、給食経営管理実習Ⅲ(給食施設での実習)について、実習を終えた学生から報告します~!

Hさん

私は保育園や中学校、産業施設など幅広い年代の給食を作っている施設で実習をさせていただきました。実習では社員食堂や施設での厨房業務を行ったり、社員食堂の献立作成やポスター、ポップの作成などを経験させていただきました。

献立作成では価格をおさえながらも喫食者に人気のメニューを考える必要があるため食材の調整などを何度も行い、献立作成の難しさを実感しました。また、厨房業務を理解し、調理への負担にも配慮するために調理師と栄養士の連携も不可欠でした。

ポップやポスター作成は無関心な人でも興味をもっていただけるようなデザインや文字の量などの工夫も大切でした。私たちが作った媒体はこちらです。

Hさん

私は幼児から小学生、中学生を対象に学校給食を作っている施設で、実習をさせていただきました。調理作業を始め、献立作成、衛生管理などの管理栄養士業務を実際に体験しながら学ばせていただきました。中でも岩手県の郷土料理「ひっつみ」を私たち実習生と先生方、数人がかりで一つずつちぎって作ったのがとても印象に残っています。

下の写真は私たちが食育授業をさせていただいた時の媒体です。地域の特産物である里芋を紹介しました。今回は小学1年生を対象に行いましたが、対象者に合わせて分かりやすく伝えるための工夫をすることが大切であることを学びました。

5日間の実習を通して、学校給食施設では児童生徒の成長を考えた給食が提供されていて、さらに給食は生きた教材であることを学びました。

春から4年生になりますが、実習での経験をいかして、就職活動やゼミでの研究に生かしていきたいです。

Y

私は一日に1000食以上も学校給食を作っている給食施設で実習をさせていただきました。2名で実習をさせていただきました。給食施設での実習なので、実習中は毎日施設の調理員の方々と一緒に調理作業を行いました。また、指導者の先生と一緒に小学校に行き、栄養教育も行いました。

学内実習でも大量調理をしましたが、その時と比べると、私が実習を行った給食施設はずっと規模が大きく、特に調理器具のサイズや数には驚きました。それを実際に使いこなしている調理員の方々もすごかったです。

実際に大量調理を体験させていただき、毎日決められた時間の中で大量に給食を提供するためには、栄養教諭や調理師、調理員の方々の連携が大切だということを学びました。

実際の調理をさせていただいた写真がこちらです。

春から4年生になりますが、実習での経験をいかして、日々の授業や勉強を頑張っていきたいと思います。

以上、給食の臨地実習のご報告でした!

#その他