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2024.06.21

自宅で簡単アイスクリーム作り

こんにちは、健康栄養学科教員の山崎です。

最近すっかり暑くなってきましたね。そこで、今回は自宅でできるアイスクリームレシピを紹介します。

 

【材料】

牛乳:200 ml、生クリーム:200 ml、グラニュー糖:40 g、卵黄:2個分

バニラエッセンス:お好みで(私は多めに8滴くらい入れています)

 

【作り方】

1)卵黄とグラニュー糖をボールに入れ、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜる。

 *生地がもったりした状態になればOK。

    

2)牛乳を鍋に入れて弱火で加熱し、鍋肌に細かい気泡が出てくる程度まで加熱する。

*沸騰させないように注意する。

3)火を止め、1)に2)の牛乳を3-4回にわけて加える。1回ずつ色がなじむまで混ぜる。

4)再度鍋に入れて弱火にかけ、なべ底からしっかりかき混ぜながらトロミが少しつく程度まで加熱する。

5)冷却し、粗熱をとる。 

6)裏ごしで濾し、バニラエッセンスを加えて木杓子でまぜる。

7)生クリームを(そのまま、または泡立ててから)加える。

*アイスクリームミックスの完成です。

ここまで出来れば、あとは冷凍するだけなのですが、アイスクリームを作るうえで大事なポイントは「攪拌しながら凍結させ、空気を含ませる」ことです。この空気の混入率をオーバーランといい、オーバーランが大きいほど軽い食感のアイスクリームができます。空気を含ませずにそのまま冷凍するとシャリっとした氷のような食感ですが、空気を含ませることで、なめらかな口当たりになります。

家庭で作るときには、アイスクリームミックスを冷凍庫に入れて少し凍ったところでかき混ぜる、というのを何回か繰り返すという方法もありますが、作り方の7)で生クリームを加える際に角がたつくらいに泡立ててから、数回に分けて6)に加え、泡がつぶれないようにさっくりと混ぜるとその手間が省けます。

 

今回はしっかり空気を含ませたかったのと、早めに凍らせたかったので、氷+食塩を使って、アイスクリームミックスを半凍結状態にしました。

大きめのボールに氷を入れて食塩を振りかけて冷却温度を低くし、その中でアイスクリームミックスを入れた小鍋を冷やします。

この状態でしばらく置いておくと壁面や底が凍ってくるので、凍った部分をかき落としながら、空気を良く含ませます。なお、ご家庭に小さいボールがあれば、木杓子の回す方向と逆方向に小さいボールを回していくとやりやすいです。

この写真のように半凍結状態になったら、最後にもう一度泡だて器を用いて良く空気を含ませます。

容器に入れて冷凍します。

 

出来上がり♪

今回はバニラアイスクリームですが、お好みでナッツ類をいれたり、ココアパウダーや抹茶パウダーを牛乳にとかしてチョコアイスや抹茶アイスにするのもお勧めです!

#教員メッセージ