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2025.01.31

いくとぴあ食花でのミニ料理体験の企画・運営を経験して得た学び

こんにちは。 

  健康栄養学科3年 佐藤萌絵です。

先日いくとぴあ食花で行われたクリスマスフェスタでのミニ料理体験について、健康栄養学科の3年生6名で企画・運営を行いました。今回はリンゴの皮ごと使用したアップルパイを参加者の方々と作りました。

 

料理体験の企画では料理内容から事業を行う目的、参加人数・費用などを学生が中心となって行いました。今回は普段の生活と大きく関わる食育のテーマとして食品ロスの普及を目的としました。料理内容は候補としてアップルパイ以外にも2つレシピを考え、全て学生といくとぴあ食花のスタッフの方々で試作して材料の分量や調理工程、味などを確認しました。今回はアップルパイとなりましたが、他の2つも今後使えるようにレシピを作成しました。

左からキャベツの芯を使ったリゾット、リンゴの皮を使ったアップルパイ、かぼちゃの皮や種を使ったカップケーキです。

 

企画段階では、小さなお子さんから親御さんまで幅広い世代を対象とした料理体験であったことから、どのような内容にすれば興味を持ってもらえるのかとても悩みました。また、企画・運営を行う上で企画書を作成したのですが、当日の時間配分や材料の原価計算から参加人数・費用をどれくらいにするのかという部分は経験がないと難しいと感じました。

 

当日の運営では料理体験は1時間程度であることからアップルパイの中に入れるフィリングについては学生が事前に調理しておき、参加者の方々にはパイシートにフィリングを入れて成型し、焼くという工程を体験していただきました。

 当日の流れとして11時開始と、14時開始の2部行い、それぞれの受付前にフィリングや器具類を各テーブルに用意した状態で参加者の方々を案内しました。料理体験を行う前に事前に作成していたパワーポイントにて食品ロスの説明を導入に行いました。その後レシピを紹介して学生やスタッフの方々が回りながら参加者の方々をサポートしていました。

2日目には今後同じように料理体験の企画・運営を行いたいと考えている本学科の2年生もボランティアとして参加していました。

 運営ではフィリングを2部分まとめて朝に調理したため、リンゴを切る時間や煮る時間が予想よりも少し長引いてしまいましたが、11時の受付には間に合いました。また、導入のパネルについて食品ロスとは何か、なぜ問題となっているのかなど、イラストを多くして伝わりやすいように工夫したり、参加者に問いかけを行ったりしたことで小さなお子さんだけでなく、親御さん方にも多くの反応をいただくことができたのでとても良かったと感じました。

 

今回の料理体験の企画・運営は初めてということもありわからない部分も多くありましたが、いくとぴあ食花のスタッフの方々がサポートしてくださったため、当日は2日間とも全て完売させることができました。このような活動は学内ではなかなか体験できるものではないので、貴重な時間となりました。また機会をいただくことができれば、次は料理教室の企画に挑戦したいと思います。

#大学生活