
こんにちは。
健康栄養学科3年 小林です。
先日(1月31日)、臨地実習報告会がありました。3年生になると、8月後半~11月にかけて病院、福祉施設、行政、給食施設での実習があります。報告会では、それぞれの実習先で学び得たことをパワーポイントにまとめ、先生方や実習先でお世話になった指導者の先生方、1、2年生へ発表を行いました。
私は、行政と給食施設での実習について発表しました。
行政の実習では、災害時に活躍するJDA-DATという被災地での食支援や情報収集などを行うチームの実際の活動について学び、改めて管理栄養士の食の専門性を活かしたアプローチの重要性を実感できました。また、パッククッキングについてのレシピ作成や調理を行ったことで被災地での復興対策として何ができるか考え、平常時から備えることの重要性を学ぶことができました。
給食実習では、学校給食センターで実習をさせていただきました。給食に地元食材を多く用い、栄養教育として給食のポイントを分かりやすく伝え、児童や生徒と常にコミュニケーションを取ることで給食の中に食育の話題作りができるきっかけがあることが印象的でした。また、管理栄養士は「調理責任者」として調理員と常に連携を取って周りをしっかり見ながら給食業務を行うことが安全で美味しい給食提供に活かされていると学びました。
実習期間中はそれぞれの施設での課題を行うことや、次の実習に向けての準備はとても大変だと感じたこともありました。また、しっかり乗り越えられるか不安もありました。ですが、時には仲間と励まし合い、自分の立場だったら何ができるか考え、疑問に思ったことは質問をしながら学びを深めることで自信に繋げることができました。
報告会では、3年生は実習で多くの学びを得て成長した姿が見られたと思います。また、1、2年生は積極的に質問をしていた姿も印象的でした。さらに、お忙しい中お越しいただいた実習先の指導者の先生方からもお褒めの言葉や管理栄養士としてのアドバイスを沢山いただきました。
最後に、実習の準備から報告会までご指導いただいた先生方、実習で熱心にご指導いただいた指導者の先生方、本当にありがとうございました。実習で学んだことを今後に活かし、対象者の想いに寄り添ってサポートできる管理栄養士を目指したいと思います。