
皆さんこんにちは。
健康栄養学科3年 吉澤、中です。
私たちは、3/3~7にかけて行われた連携総合ゼミに参加しました。
連携総合ゼミとは、具体的な仮想症例について関連する学科の学生がチームを作り、総合的な支援策を考えるもので、チーム医療・チームアプローチについて学ぶことができる本学の特色ある授業の1つです。
私たちが参加したゼミでは、「摂食嚥下障害を有する高齢血液透析患者の支援」というテーマのもと行われました。この症例では、摂食嚥下障害による栄養状態の悪化と透析時の血圧低下が課題としてあげられました。
課題に対して専門職として何ができるのかを考える前に、「摂食嚥下障害とは?」、「血液透析とは?」というところを1日目に学び、2日目には各学科の学生が専門職として何ができるのかを調べ考えました。3日目には実際に血液透析の機械やダイアライザー(腎臓の代わりを担うもの)を見させていただき、血液透析に対するイメージを明確にすることができました。その後は、各専門職に何ができるのかをディスカッションし発表に向けて準備を行いました。学生主体で行われるゼミの活動ですが、ゼミ担当の先生や同窓生の先輩方のアドバイスや助言をもとに、より良いものになるよう意見を交わしながら発表資料を完成させました!
私たちは管理栄養士として何ができるのか、アプローチすることができるのかを考えました。課題の一つに栄養状態の悪化があったため、改善するために何ができるのかを考えることが1番でした。摂食嚥下障害を有しているため食形態への工夫はもちろん、透析による食事の制限など考慮しなければならない点が多くあり管理栄養士としての力の見せどころだったと思います。
適した食形態でかつエネルギー摂取のUP、水分の管理をしながらも患者様が美味しく食事を召し上がることができる工夫を考えることができました。
連携総合ゼミに参加してみての感想です。
(吉澤)
連携総合ゼミでこの症例に対して支援策を考える中で、他職種の専門性や考えなど、より理解を深めることができる5日間になりました。また複合的な症例に対してのアプローチ方法は今まであまり考えたことがなかったので、学びが多かったです。
患者様を中心に他職種が連携を取りながら各専門職ができる事を考え、医療の視点と生活の視点の2つから患者様への支援を考えることが大切だと感じました!!
(中)
連携総合ゼミに参加して、他学科の職種について知ることができ、自分が学んでいる職種についてゼミのメンバーに共有することができました。実際に医療や福祉の現場では、他職種と連携が取られているため、今回の経験は将来に活かすことができると思います!
他学科の人とコミュニケーションを取り、他グループの発表を聞くことで、たくさんの刺激を受け、将来管理栄養士として活躍したいという気持ちが強くなりました。
最後に、ゼミメンバーの皆さん、先生方ありがとうございました!!
充実した5日間を過ごすことができました!
この記事をきっかけに少しでも興味を持った人は、連携総合ゼミに参加してみてください!!