
4年生の渡邊です。
先日、早通地区で「いきいき教室」が開催され、中村ゼミも参加させていただきました。地域の方々と一緒に、減塩の方法について楽しく学ぶことができました。
講演会は、山口クリニックの山口先生による素敵な手品で和やかに始まり、会場は温かい雰囲気に包まれていました。
地域の方々も、興味を持って減塩について学ばれている様子が印象的でした。
減塩方法として紹介されたポイントは3つありました。
① 表面に味をつける
例えば、「食パン8枚切り1枚」と「市販のポテトチップス」に含まれる塩分量が同じという事例です。これは、食塩が「練り込まれている」のか「表面についている」のかで、味の感じ方が変わることを示す分かりやすい例でした。下味ではなく食べる直前に表面に味をつけることで、簡単に減塩ができます。
② 栄養成分表を見る
同じ納豆でも、商品によって塩分量が2倍近く違うことがあるため、普段から成分表を見る習慣をつけ、感覚ではなく数値で確認する大切さを学びました。
③ 調味料を変える
例えば、醤油は小さじ1杯で0.9gの塩分が含まれますが、同じ小さじ1杯のマヨネーズには0.1gしか含まれていません。また、減塩に良いとされるポン酢も万能ではなく、サラダ用の胡麻ドレッシングと比較すると、ポン酢の塩分量は約3倍も多いことが紹介されました。このように、調味料の選び方でも減塩効果が変わることを学びました。
今回の講演会を通して、地域の方々により分かりやすく伝えるためには、以下の工夫が大切だと学びました。
・専門的な内容でも、日常生活に落とし込んだ分かりやすい言葉を選ぶ
・視覚的に理解しやすい資料や媒体を活用する
・学んだ知識をすぐに実践できるよう、具体的な商品の提案まで行う
これらを意識することで、管理栄養士として地域の方々から信頼される存在になれると感じました。
最後に、山口先生をはじめ、地域の方々がとても温かく接してくださり、私たち自身も楽しく学びながら活動することができました。これからも、いきいき教室で得た学びを活かし、よりスキルの高い栄養指導ができるよう、さらに知識を深めていきたいと思います!
最後に・・・教室後に山口先生とゼミメンバーで食べたケーキがとても美味しかったです♡