
こんにちは。健康栄養学科2年の村田です。
今回は、健康栄養学科の2年生で履修する「食品加工学実習」での授業の様子についてご紹介します。
今回の実習では、普段はなかなか手作りする機会のない「こんにゃく」を作成しました。
粉や水などの食材を正確に計量し、加熱しながら練っていくうちに、
だんだんと私たちが知っているこんにゃくの見た目や質感に近づいていく様子に、驚きと楽しさを感じました。
この科目は、班ごとに協力しながら進める実習なので、作業中は笑い声が絶えず、完成したときの達成感も大きかったです。
手作りのこんにゃくは、市販品のように完璧ではありませんでしたが、そこに手作りならではの味わいや面白さがあり、どの班も満足そうな表情を浮かべていました。
実習では、単に食品を作るだけでなく、材料の成分やその反応、加工中の変化など、食品ができる仕組みについてもしっかり学びます。
また、重さの測定や記録の取り方、作業の手順なども丁寧に身につけることができるため、実践力が着実に養われていると感じます。
今回のこんにゃく以外にも、マヨネーズやケチャップといった、普段何気なく使っている加工食品も実際に自分たちで作ります。
そのたびに、スーパーで手軽に手に入る食品が、どれだけ手間と工夫をかけて作られているのか実感すると同時に、市販品の品質の高さに驚かされています。
このような体験型の実習を通して、食品加工の楽しさと奥深さを感じながら、管理栄養士としての専門性を高めていけることに、日々やりがいを感じています。