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2025.07.04

子どもにとってのおやつ

こんにちは。教員の海和です。

私は大学を卒業後に保育園で管理栄養士として働き、献立の作成や給食などの調理を行っていました。
当時は子どもたちが喜ぶ且つ栄養がしっかりと摂れるメニューはなにかな~と楽しみながら考え、とても良い経験になりました。
特に、おやつを考えるのが楽しく、過去に子どものおやつについての授業を持ったこともあります。

そんな「おやつ」ですが、実は、楽しみや安らぎのためだけでなく、子どもにとって重要な栄養補給のための食事の一部なのです。
幼児期(1歳から小学校就学前までの時期)は体の機能が未熟で、1日3回の食事だけは十分な消化・吸収がなされず、必要な栄養素などが不足してしまう恐れがあります。
そこで、幼児期ではおやつを「補食」として摂ることで、栄養素などを補います。

また、メニューも何でも良いというわけではなく、消化や吸収の良いもの、脂質や糖質が多すぎないもの、ミネラルやカルシウム、鉄分などが補給できるものがおすすめです。
また、おやつというと、甘いものを思い浮かべるかもしれませんが、保育園では意外とおにぎりなどが人気だったりします。

私は昨年出産したのですが、もうすぐその子もおやつが必要な年ごろなので、今回は幼児期にぴったりのおやつを作ってみました!



バナナ1本をよくつぶし、



きなこと米粉、牛乳を加えてまぜまぜ…

型に入れてレンジで加熱して、完成!



冷ましたら…いざ実食!!

おいしそうに食べてくれました(バナナ大好き!)!

今回は(うちの)子が大好きなバナナと、タンパク質や鉄などの栄養素が豊富なきなこを合わせてみました。
大げさかもしれませんが、身近な家族などに栄養たっぷりの食事を考えてあげられることが、管理栄養士になってよかったな~と思うことの一つです。

#教員メッセージ