
こんにちは。教員の鈴木です。
今日は「公衆栄養学実習Ⅰ」(対象:3年生)で地元、新潟市北区の食生活改善推進委員協議会(以下、食推さん)との調理交流会(7月1日実施)について紹介します。
食推さんとは「自分達の健康は、自分達の手で」を合言葉に、自治体(市町村)の養成講座を受講後、自ら手をあげて、地域での食生活改善に取り組むボランティア組織です。
目印は、写真にあるようにピンクのエプロンと三角巾、そしてTシャツです。
今回のテーマは「地域での減塩活動」です。
北区の食推さんからおすすめ減塩レシピ「鮭のトマトしょうゆだれ」「切干大根とツナの和え物」をご紹介いただき、学生は調理・試食し、食推さんと意見交換を行いました。
学生からは「減塩料理とは思えないくらい美味しく、びっくりした」「身近な地元食材で、手早く作れる工夫がされていた」、さらに、食推さんに対しては「健康意識が高く、住民に寄り添う姿勢や地域を支援する力を感じた」「地域の健康課題に積極的に向か合い、情熱が伝わってきた」など、多くの気づきがあったようです。
また、食推さんからも「学生さんとの交流により、改めて活動を振り返るよい機会になった」との声が寄せられました。
公衆栄養活動はヘルスプロモーション活動であり、住民参加が欠かせません。
今回の交流会を通じて、学生がその意味を実感し、この秋以降の臨地実習でさらに学びを深めてくれることを期待しています。
なお、今回の調理実習は新しいV棟の栄養ケアセミナールームで行いました。
今後も地域の栄養課題を解決するための拠点施設として、様々な機会に活用する予定です。
高校生の皆さんも気軽に見に来てください。