みなさんこんにちは(^^)
健康栄養学科1年の渡邊佳耶乃です
ちょっと時間がたってしまいましたが・・・七月七日に基礎ゼミという授業の一環で、新潟市立木崎小学校に訪問させていただきました
訪問の目的は、管理栄養士の働いている施設を見学しお仕事についてお話を伺って、管理栄養士の仕事はどのようなものか実際に目で見て今後の進路に生かすためです。
木崎小学校を訪問すると、小学校で栄養士をなさっている吉田先生が迎えてくれました。
校長先生に挨拶をし、空いている教室で小学校での給食や食育についてスライドやプリントを使ってお話をしていただきました。
学校(主に幼稚園、小学校、中学校)での栄養教諭や栄養職員の仕事は栄養管理、給食管理、食育の三つに分けられるそうです。
まず、栄養管理とは・・・
給食の栄養価や食品構成、献立作成を行うことです。実際に木崎小学校で出された給食の写真を見ながら説明をしていただきました。
ある日の給食では、ご飯、味噌豆、厚焼き卵、磯香和え、沢煮椀、牛乳でした。大豆や種実や海藻は給食に入れるのは大変ですが重要だそうで、工夫してなるべく入れているそうです。
また、味噌豆は地場産の大豆を使い、地産池消を心がけるなど地域とも連携していて開かれた学校づくりをしているんだなと感じました。
子どもたちは工夫すれば給食を楽しんで食べてくれるので、何度も自宅で試作して子ども達に出しているそうです。私たちが食べていた給食も、そんな風に栄養士の方々が一生懸命考えてくれたのだと思うと嬉しくなりました。
また、普通の給食の他にバイキング給食や体育祭の軍団の色ごとに給食を分けたりと、友達の中を深めるために楽しい献立を考えているそうで、私たちの頃にはそんな楽しい給食はなかったので羨ましく思いました。
次に、給食管理は・・・
物資管理や衛生管理を行っています。木崎小学校の給食室は食数385に対して調理員4人で作っているそうです
衛生管理は、低年齢の子供たちが対象なのでとても大切だそうで、作業の中身を詳しく記録したり、日常点検票を書いたりと徹底していました。
また、子どもたちに安心で安全な給食を食べてもらうためには、厳しい衛生管理を行うことだけでなくきちんと消毒を行うなど後片付けも大切だと知りました。
物資管理は、安心、安全なものを適正な時期、適正な価格で仕入れるために、その時期に何がとれるか値段はいくらかなど調べることが重要だそうです。
最後に食育は・・・
あらゆる機会をとらえ、子どもたち、保護者、地域だけでなく業者、職員と一緒に行うものだそうです。
成長期の子供に食事バランスガイドによる指導を行ったり、朝ごはんの指導をしたり楽しく食育を行っているようでした
今回の訪問で栄養教諭について理解が深まり、学校で働きたいという気持ちが高まりました
新潟は栄養教育に力を入れていて採用率が高いそうなので、夢に向けて一時間一時間の授業をたいせつに勉強に励みたいと思います
木崎小学校の先生方本当にありがとうございました。