健康栄養学科教員のSです
8月20日に「ひらめき ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」という事業の一環で、新潟県立新潟南高等学校の硬式野球部の監督・部員・マネージャーの方々が大学においでになりました。
この事業についての詳細は、大学ホームページのトピックスに掲載されているので、そちらを見ていただければと思いますが、ブログのほうでは、健康栄養学科の学生(3年生の有志)の活躍を報告します。
今回は、『野球をするために必要なエネルギー量と食事バランスを知る』という目的で、講義と実習を行いました。
講義については、自分に必要な摂取エネルギー量およびバランス食についての理論を説明しました
実習は次の流れで行いました。
1)自分の弁当箱にいつも食べている料理をバイキング形式で詰めてみよう
とても少ない量の弁当と、入りきらないくらいの弁当など、さまざまでした(笑)
2)弁当に詰めたごはんの量、主菜(肉、魚、卵料理など)の量、副菜(野菜料理など)、果物の量、乳製品の量を確認し、理想的な量と、どれくらい差があるかを計算しよう
3)理想的な量につめなおしてみよう せっかくとった量を返すのは、残念という生徒もいました。
ちなみに、当日のバイキング料理は、健康栄養学科の学生が前日と当日の朝早くに登校して手作りした料理でした。
料理作りの打ち合わせの様子
高校生からは〝美味しい〟と好評でした。
また、家に帰ってからもできるよう、学生がレシピを作成して配布しました。
レシピ作成の代表学生です。
最後に教員から・・・。まとめと質問に対する解説を行いました。
高校生からは、
「部活をするために必要な食事の量とバランス」
「背をのばすためにはどうすればよいか」
「筋肉痛を緩和するためにはどうしたらよいか」
「食事は何回くらい噛めばよいか」
「食事は何時ごろ食べるのがよいか」
「野菜は一日にどれくらい食べればよいか」
今日、参加してくれた生徒の皆さんが数年後、健康栄養学科の学生になり、今の興味関心を科学的に追及してくれるといいな~と密かに思いながら、体験型実習を終了しました。
また、新潟医療福祉大学のキャンパスでお会いできることを楽しみにまっています