こんにちは 健康栄養学科教員Yです。
前回に引き続き、学生教員交流会のお話です。
さて、当日ですが・・・残念ながら雨となってしまい(11年目にして初の雨です)、海辺の森でのデイキャンプは中止・・・学内実習室での調理&会食に変更となりました。
最初は落胆していた学生ですが、皆でワイワイと食事を作るうち、楽しそうに作業をし始めました
こちらは私が気になっていた宮岡ゼミの「和洋折衷~ロコモコ風宮岡丼~がんばろう日本」の調理中。ハンバーグのホイル焼き?
ちなみにこれが完成料理。ハンバーグのあんかけ丼でした
上に乗っているミニトマトは日の丸をイメージしたそうです。
ちなみに容器の側面に「がんばろう日本」と書いてあります。
作業が進むにつれて、部屋中に良い匂いが充満。匂いに誘われたのか、いつの間にか4年生が部屋を覗いていたり。特に蘆田ゼミのトマトやかぼちゃなど夏野菜を使ったカレーは彩りも良く食欲をそそりました。
料理ができたら、皆にメニュー紹介&ポイントを説明。お忘れかもしれませんが、今回のテーマは「被災地の食事」です。
被災地ではたんぱく質やビタミンが不足しがちになると聞いて、肉や卵、豆腐などのたんぱく質源や野菜を多く取り入れたり、流通状態や保存できる食材などを考え、缶詰を多く取り入れたり、各ゼミで工夫した点を説明しました。
いよいよ喫食です
「とにかく手早く」を実践した岩森ゼミ。料理ができたのも、片付け終わったのも一番早かった
川中ゼミ。焼そばにピーマンを入れるかどうか意見が分かれ、最終的には入れたとのこと。そうです、好き嫌いはいけません
伊藤ゼミ。暑い中での豚しゃぶパスタは、さっぱりして美味しかったです。ごちそうさま
私のゼミです。今回の交流会のお手伝いしてくださった助手の串田先生も参加しています。あんかけ焼きそば&スープの味はいかがでしたか?
そのほか、キャベツのシャキシャキ感が良かった渡邉ゼミのお好み焼、生姜焼きと豚汁、明太子ご飯で彩りよく定食風にした村山ゼミ、どれも美味しそうにできていました。
今回、残念ながら海辺の森でのキャンプはできませんでしたが、学内での調理と会食を満喫し、笑顔と歓声であふれた交流会になりました
また、将来の管理栄養士の卵として、被災され、避難されている方々にとって、どのような食事の支援が必要であるか、どのような食事が生きる力につながるかなどについても考える機会になったのではないかと思います。
学生からは「勉強になったのでまたやりたい」との声もあがりました。
今後はぜひ、学生自身で企画して実施することを期待しています