皆さんこんにちは。健康栄養学科の教員です
今回は国家試験対策の1つとして、先日、卒業生から国家試験の勉強方法(就職の話なども)について講演いただきましたので、その報告をしたいと思います。
講演いただいたのは4期生の栗賀さん。2年前にも一度講演していただきましたが、卒業してから3年が経ち、精悍な顔つきでした()。少し紹介をすると、本学卒業→塾講師→働きながら管理栄養士国家試験を受験→見事合格→管理栄養士として特別養護老人ホームに勤務、現在に至る。
ちなみに、学生時代はある意味目立つ存在で、本人も講演内で当時のことを語ってくださいました(ここでは詳細にはしませんが・・・)
会場には4年生を始め、1年生から3年生の希望者も集合しました。学生全員で96名 先生方も含めると、なんと100名以上でした
さて、講演は「管理栄養士国家試験不合格→合格体験記」と題して、笑いあり、納得ありのメリハリの利いた内容でした。
栗賀さんらしいなと感じたのは、国家試験の本番で、合格基準の200問中120問以上の正解を運のみで正解する確率は、宝くじで1等が当たる確率よりとてつもなく低い()という興味深い数値を示して、「運で受かる人はいないない=勉強しないで受かる人はいない」などユーモアな視点で語ってくださった所です。(学生時代はそのような事ばかり(?)考えていたとのことで。)
また、栗賀さんの受験勉強中の話で特に印象的だったのは、
塾講師中は勤務後毎日8時間勉強した。
毎日続けた。
という所でした。やはり働きながら毎日勤務時間外に自分の学習時間を持つということはとても難しいことです。気力と体力が必要になってきます。Kさんは最後には「やる気」が重要と語っていました。まさにその通りだと思います。
さらに、学習方法の面では、
目標を持ち、計画を立て、主体的に学習ができるように。
自分にあったやり方を見つける。
とにかくやり始めよう。始めてしまえばなんとかなる。
毎日少しでも続ける
やる気を出す方法を考える
とアドバイスをいただきました。
最後になりましたが4期生の栗賀さん、本当に本当にありがとうございました。在学生の皆さんは、先輩の話には親近感が持て、納得できる部分もたくさんあったと思います。そして今回の講演を学習や将来へのきっかけにしていただければと思います。
栗賀さんの今後のご活躍を期待しています。