健康栄養学科4年の羽柴です
今回は株式会社セブンイレブン・ジャパン様(以下、セブンイレブン)と共同で行ったコラボレーション弁当の開発についてのお話をします(^O^)
健康栄養学科では、2009年からセブンイレブンと商品の共同開発に取り組んでおり、4回目である今回の弁当のテーマは“野菜をたべよう”です
このコラボ弁当は約1年かけて作っていくもので、最初はいくつかのグループに分かれ、テーマに沿って、グループごとに既存弁当の改良(野菜量の増加)をしたり、新たに野菜の多い弁当のアイディアを考えたりすることから始まりました。
考えた弁当の案をセブンイレブンの担当の方に提出する際には詳しいレシピも必要になるため、各自自宅で試作を繰り返し、私も普段は作らないようなカツを何個も作りました(>_<)
そうして、張り切ってプレゼンテーションに臨みましたが、私たちが考えた弁当の中には、大量調理上、製造不可能なものや弁当の中には入れることができない料理なども入っていました。
そこで、セブンイレブンの方との会議を重ね、いくつかの案の中から、実際に販売できる弁当をふるいにかけて選んでいきました。栄養価やおいしさだけでなく、作業工程や定価など全てを考えて作るのは、とても大変な作業でした
たとえば、定価をできるだけ1コイン(500円以内)で納めるために、“この野菜はいくらか?”“ここの野菜をこれに変えたら値段でどのくらい変わるか?”というように細かく考えて少しずつ満足するものになるように調整していきました。
コンビニエンスストアのお弁当は多くの人のアイディアや努力があって作られていることがよくわかりました。
これは開発の最終段階あたりのものですが、このように会議の度にセブンイレブンの方には試作品を持ってきてもらい、皆で試食しあっては「味が濃いからもっと薄くしてほしい」「ここはもっとこうしたい」など意見を出し合っていきました。
セブンイレブンの方にはたくさんの無理な要望もしたと思いますが、出来る限り答えていただき、試作品が出来てくる度に私たちの想像以上ものが出来てきて、本当に感謝でいっぱいです(ToT)ありがとうございます
そして最終的に完成した弁当がこちらです
これで120gの野菜がとれちゃうんです カツもカロリーを意識して揚げてからオーブンで焼き余分な油を落とすというひと手間もかけてあり、色どりも春らしく、満足のいく弁当が出来上がりました(^O^)