Twitter Facebook
2015.09.05

夏の講座 「食べやすく、飲みこみやすい おうちごはん」を開催しました!

8月27日に、健康栄養学科 永井先生主催で、「食べやすく、飲みこみやすい おうちごはん」と題して、健康栄養学科調理実習室にて、夏の講座を開催しました。

これは、高齢者に多い誤嚥性肺炎を防ぐ目的で、嚥下困難な方のお食事のために、家庭でできる調理の工夫を、実習をしながら学ぶという講座です。11名(男性4名、女性7名)の方が参加されました。参加者のほとんどが60~80歳の方々でした。

 

1

2

3

4

メニューは、ハンバーグ、付け合わせに蒸し野菜、かぼちゃサラダ、トマトとジャガイモの冷たいポタージュ、スイカゼリー、抹茶プリンです。ご飯は軟らかめに炊いた白ご飯です。

 

6 

ハンバーグは、軟らかく飲み込みやすいように豚肉やキャベツを使い、赤ワインソースをからめるなどの工夫をしています。そのほかにも野菜は電子レンジで柔らかくしたり、冷たいスープで暑い夏にも飲み込みやすくしたり、のど越しの良いデザートも作成しました。もちろん、栄養バランスもばっちりです。

 

5

7 

3年生4名が主体になり、調理の仕方などについて説明しています。また、教員と2年生3名がフォローしました。

実習が終わった後は、皆さんで和やかに調理したものをいただきました。

 

8 

実習後の参加者の感想では、自分に合った硬さに応用できる、飲み込みやすい食事は初めてだった、一人分の量が書いてあったので参考になる、レシピの書き方がよかったなどの好意的な意見をいただきました。そして、家ですぐやってみたい、という感想もいただき、やってよかったと、うれしく思いました。

今後、健康栄養学科の栄養や食品に関する講座は続きますので、乞うご期待!!

#課外活動