みなさん、こんにちは!広報委員の宮岡です。風邪が流行っているようですが、元気でお過ごしでしょうか?
例年ですが、この時期は4年生の卒業研究(卒研)が大きな山場を迎えます。今回ははじめに卒研について簡単に紹介し、その後で現在の準備状況をお伝えします。
健康栄養学科では、4年生になると学生たちの希望にしがって4グループあるゼミに配属されます。4つのゼミ・グループは、大きくわけて「調査系」と「実験系」からなります。
卒研ゼミ生たちは、配属となったゼミの先生とともに、研究テーマを決めた上で必要な調査や実験をやります。国家試験の勉強や就活も並行して進めるので、なかなか大変です。
そんな中で得てきた調査や実験の成果を、まずは「卒研発表会」で学科の先生方、同級生あるいは下級生に披露して、コメントやアドバイスをもらいます。その後、頂いたコメントやアドバイスも反映して「卒業論文」としてまとめます。
本年度は「11月23日(木、祝日)」に卒研発表会が開催されます(もちろん、学内でです)。今頃は「要旨(どんな内容の発表するのかを短くまとめた文書です)」を書いたり、発表用のパワーポイント資料を作っています。
パワーポイント資料はスクリーンに上映するもので、その内容はゼミの仲間や先生と何度も検討します。作っては直し、また作っては直しを繰り返して完成させます。
ゼミ仲間ではわかり切ったような点が、本番で始めて聞く聴衆である先生方、同級生や下級生にはしばしば理解できません。他人にわかるよう話すのは、それほど簡単ではないのです。
卒研発表会は、単に研究内容を紹介するだけではなく、わかりやすい発表にする練習の場として大切なのです。
写真は、「Ⅲグループ」と呼ばれる食品の味や匂いなどを研究するゼミの発表準備の様子を示しています。
パワーポイントで写す図や表あるいは文章はもちろんですが、マイクを通して読み上げる原稿も重要なのは言うまでもありません。
本番の今月23日まで日が迫ってきました。どのゼミでも、これから何度も練習を重ねていくと思います。発表会での成果が大いに期待されます!
発表会が終わったら、本番の状況をまた報告します。今から楽しみにしていてください。では、また。