こんにちは!
健康栄養学科4年髙橋です。
11月6日〜11月13日まで
埼玉県戸田市戸田公園漕艇場で全日本選手権が行われました!
そこで私は栄養サポート部のメンバーとして東京外国語大学の艇庫で外語大の選手と中部電力のチームに栄養サポートを行ってきました。
私は4年生のため、今回の栄養サポートで学生時代最後の栄養サポートにすると決めていました。
私自身初の試合期の栄養サポートで楽しみな反面、選手達に良い影響を与える食事とは何なのか、正解が見えない中での栄養サポートでした。
メンバーは4年生の私と3年生3人の現状で考えられる1番最適なメンバーです。
このメンバーの力を最大限発揮させられれば、必ず良いものができると信じてました。
結果的に、優勝はできませんでしたが、シングルで6位、エイトで7位という成績でした。
良い結果が出た時、心の底から嬉しかったし、良くない結果だったら、心の底から悔しかったです。
私たちは、あくまで食を通してのサポートしかできません。
だから、明日のためにどんな食事を出せば選手の状態が最善の状態になるのか、
味はどんなものが良いか、
食材の組み合わせはどんなのが良いか
食事のタイミングは選手にとって適切か
気候を加味して食事の温度は適切かなど、
選手の要望には100%以上に応えようと毎日必死でした。
結果的に選手の方々から
「日に日に疲労が回復していった」
「いつも2日目くらいからしんどくなるのに、今回はそれがなかった」
「全部うまい」
「店開けるよ」
などありがたいお言葉をいただくことができました。
↑ 写真は実際に提供した食事と補食です!
試合期は特別で、食事の内容がそのままレースの結果を左右するような大事なものだと思います。
選手が何を求めているのかを把握するためには、コミュニケーション能力が必要です。
さらに、例えば炭水化物を効率良くエネルギーに換えて、疲労回復も行えるような栄養素の組み合わせたメニューを作りたければ、「炭水化物、ビタミンB1、アリシンなど、クエン酸やビタミンC全て入って、さらに消化が良くてご飯が進んで食べやすくて美味い」というものを作りたい。
しかし、こんなメニューを作るには
料理のことを知っていて、作ることが出来なければいけません。
だから、管理栄養士は料理までできて、管理栄養士なのだと思います。
叶えたい思いを食事に乗せるためには
料理が出来なければ伝えることができないと感じました。
↑ お稲荷さんの揚げを手作りし、大きな中華鍋で炒め物をしました。
次なる課題は、結果を出すことができるサポートをすることです!
そのために、今後、もっと料理について学びレパートリーを増やして、栄養についても学びタイミングや組み合わせについて勉強していこうと思いました!!
↑ ボート部の皆さんと記念写真