みなさん、こんにちは!
前回に続き、健康栄養学科広報委員の岩森がお送りします。
さて、今回も国家試験対策にまつわるお話です。学生の話は少し置いておいて、タイトル通り「試験前の食事と栄養管理」について、できるだけ噛み砕いてお話します!
ちなみに、今回の内容は1月に私が新潟日報から取材を受け、掲載されたものを中心に紹介します。健康栄養学科で実際に学ぶ内容も多数含まれておりますよ~。
まず、試験前といえば「脳」をたくさん使っていますよね。皆さんも頭を使いすぎて疲れたーって経験はあると思います。脳に働く栄養素は「ブドウ糖」なんです。これはご飯やパンに代表される炭水化物に多く含まれています。
炭水化物はブドウ糖になるまで2~3時間かかります。ということは、試験で頭を使う2~3時間前には食事を済ませるのが理想ですね。さらに、炭水化物がブドウ糖になるのを助けるのがビタミンB1。これは、豆腐や納豆などの大豆製品、豚肉に多く含まれているから併せて食べると効果的です。
試験前は、夜遅くまで勉強することが多いけれど、夕食は消化の良いものを早目に食べると、睡眠中に胃腸が十分に休んでくれます。それによってしっかりと熟睡できるようになります。メニューの中に、乳製品や小魚を加えておけば、「カルシウム」を補給できて、脳の働きをよくしてくれます。
試験時の昼食は、とにかく生ものを避けて、食べ過ぎないようします。そうすることで、集中力が持続できますよ。
ここまでのお話をまとめたのが、下の表です!
キーワードは、【朝食はしっかり、昼食は控えめに、夕食は早めに】です。受験や試験を控えている方はもちろんのこと、普段の食生活へも是非参考にしていただければと思います。
ではまた!