健康栄養学科の芦田です(ブログ初登場)。
今年度も、授業開始とともに大学の桜も満開になりました。
写真はP棟の裏手です(この左手に新しい駐車場が作られました)。
フレッシュな新入生も迎え、キャンパスは華やかな雰囲気に包まれています。
時を同じくして、葉をたくわえた枝も現れ始めました。
間もなく花は桜吹雪とともに散り去り、「葉桜」の季節が訪れます。
樹葉は、高等植物にとって光合成をおこなう主要器官です。
光合成は、陽の光を使って大気中の二酸化炭素を栄養素に転換する作用で、
作られた栄養素は幹に蓄えられます。
『出(いず)る月を待つべし。散る花を追うことなかれ(中里東里)』
桜の樹木にとっては、むしろこれからが本格的な成長の本番ということです。
学生のみなさんにおかれても、開始した授業で教員からもたらされる知識を自分の中に取り入れ、しっかりと蓄積すべき時期です。
とくに4年生にとっては、いよいよ『出る月(=国試合格)を待つ』年度を迎えました。
桜の成長と競い合って葉を茂らせ、幹を肥やし、蕾を育ててくれるよう期待しています。