Twitter Facebook
2017.07.05

英国レスター大学(University of Leicester)の医学留学生との調理実習

こんにちは

助手の寺尾です

4月15日(土)、

英国レスター大学の医学留学生を招き、

新潟県栄養士会をコーディネーターとした

日本食調理実習を本学調理学実習室で実施しました

新潟県栄養士会会長の入山先生を初め、

栄養士会の先生方3名を講師とし、

ごはん、味噌汁、卵焼き、

サクラマスの祐庵焼き、ほうれん草のお浸し

を調理しました

留学生たちは、

事前に食育花育センターおよびスポーツ医科学センターにて、

日本食や食育の実態を学び、

今回は実際に調理して試食することで

更に理解を深めることを目的として行いました

当大学の名誉学長である

髙橋榮明先生とともに来学した留学生は3名、

そこへ

新潟大学の学生ボランティアが2名加わり、

実習を行いました

調理の前には、

映像で日本食の説明を行うとともに、

各メニューの行程を説明しました

その際、

昆布と鰹節でとった一番だしを試食してもらったのですが、

留学生たちは興味深い様子で味わい、

「GOOD!」の声が聞かれました

実際に調理が始まると、

留学生たちは手際よく動き、

初めて使用する調理器具や食材にも

積極的にチャレンジしていました

講師の先生方の抜群のフォローもあり、

楽しみながら調理する姿が印象的でした。

中でも私が一番驚いたのは、、、

お箸の使い方がとっても上手だったことでした

菜箸を使ってものを挟んだり、盛り付けたり・・・

菜箸で卵焼きを巻くのは少し苦戦していたようでしたが、

難しいと言いながらも丁寧に食材を扱い、挑戦していました

Photo_6

4

できあがった料理はどれもきれいに仕上がり、

全員でいただきます!

と言って試食しました。

2_2


試食の際も、

お箸を上手に使って魚を食べる等、

皆さんとても手先が器用でびっくり

さすが未来のお医者様

と講師の先生方共々、驚いてしまいました

最後の感想では、

「今日の日本食メニューが

たくさんの工程を経て作り上げられていることが、

実際に調理してみてよくわかった。

どれも本当においしく、感激した。

イギリスへ帰ってからも材料を探し、

周りの人に作ってあげたい

という感想を聞く事ができ、

貴重な経験に携われたことを嬉しく思いました

最後は片付けもしっかりと!

学科の調理実習の際には「姑みたいなチェック」

と学生に怖がられる私ですが・・・

留学生たちにも、床まできれいに掃除してもらいました

日本食調理に関わる

一連の作業をすべて体験していただくことで、

私自身も改めて日本食を見つめなおすきっかけとなりました

今度は、健康栄養学科の学生も一緒に、

調理実習を通した

国際交流ができる機会を

作れると良いなと思いました

3


#その他