こんにちは
教員の寺尾です
新型コロナウイルス感染症の影響により、
今年度は例年になく静かな春を迎えてしまいました
学内で学生の皆さんに会えないまま4月が過ぎ、大変寂しく思っていますが、
今は各自の体調管理を徹底し、過ごしていただきたいと思います
健康管理の為にも、食事を3食しっかり摂ることはとても大切ですが、
外出しづらい状況の今、
自宅でおいしいものを作って食べることは楽しみのひとつでもあると思います
(きっと健康栄養学科の皆さんは特に!)
そこで、本日は、2019年度に行った調理学実習について紹介したいと思います
調理学実習は、1年生の前・後期を通して行っています
主担当は岩森大先生、2019年度の助手は寺尾が担当しました
大学に入って初めて1人暮らしを経験し、
自炊を始めたばかりの1年生も例年たくさんいますが、
初めは包丁のにぎり方から、野菜の切り方、だしのとり方、鍋でのご飯の炊き方・・・など、
基本的な操作から学び、グループごとに協力して作業を行うので、
毎年楽しんで実習に取り組んでいます
実習では、和食、洋食、中国料理の基本を学びます
岩森先生は、調理科学の知識や食文化、
料理名の由来や歴史等のお話を盛り込みながら
調理のデモンストレーションを行ってくださるので、
学生の皆さんもしっかりメモしながら五感をフル活用して学びます
グループごとに分かれて調理が始まると、
先生が各班を回ってご指導くださいます
では、実際に調理をした献立の一部を紹介します
オムレツは、きれいに成型することに苦労しながら、1人1個ずつ作りました。
ちらし寿司は、乾物の処理方法や、美しい盛り付けの仕方を学びました。
中華料理は、ポイントとなる火加減や油の使い方を学び、
手作りの甘酢で酢豚を作りました。
クリスマスには、丸鶏を使ったローストチキンやブッシュ・ド・ノエルを作り、
みんなでメリークリスマス!
2~4年生の皆さんにとっては、とても懐かしいメニューではないでしょうか
ぜひ自宅で過ごす時間の多いこの時期に、
実習を思い出しながら作ってみるのも良いと思います
新1年生の皆さん、今年度は前期に皆さんとの実習ができず、
本当に残念に思っていますが、
一緒に実習できる日が来ることを楽しみにしています
大学で会うことができない間も、
毎日食事を美味しく食べ、皆さんが元気に過ごせますように・・・