こんにちは!
調理学を担当しております岩森です。
後期の調理学実習に向けて「調理動画」を撮り始めました
その様子をご紹介します
そもそも調理実習はおろか、
自分が料理している様子を動画に収めた経験はありません
でも、こんな僕でも、何となく「撮影するカメラ」と「カメラを固定する三脚」
が必要なのは、想像できましたよ
そこで、インターネットで調べてみると・・・
たくさんの製品が紹介されています
昨今は動画配信などで料理をしているものも多く、
自撮りのためのグッズがたくさん出てきました!!スマホ対応が多いですね。
あえてiPadに対応しているものを選んで、早速購入・・・
はい届きました、ハイカッコイイ
写真1 iPad対応の三脚セットです。
そして、いざ撮影日となって、数ヶ月ぶりの調理実習室へ・・・
言うまでもなく、ここからが本番です
一緒に撮影を行ってくれた寺尾先生と、
・どの場所から撮ろうか?
・何分ぐらいの動画にしようか?
など、あれこれ話していたら1時間ほど経ってしまいました
そこで、寺尾先生が大事な一言
「せんせい、アジ(魚)は鮮度が落ちるので、どうしても今日中に撮らないと・・・」
おっしゃる通りです
行動あるのみ
とりあえず1回は撮ってみようと言う段階で、重大な問題に直面しました
・真っ直ぐの位置からでは見えづらい・・・
写真2 寺尾先生と打ち合わせ中。初の試みでしたが、見やすい動画を目指して、相談はずっと続きました
正面では、どうしても手元が見えづらく、鍋の中などが見せられなかったです。
しかし、真上から撮ると、特に加熱調理では油が跳ねてしまい危険ですし、
湯気で画面が見えづらくなりそうです。
そこで、
・寺尾先生、手に持って撮ってみようか
「・・・・・ニコニコ」
笑顔で断られました
でも、確かに距離が近づき過ぎることになりますし、
「手ブレ」も気になるところです。
「このままでは今日中にアジも撮れないので・・」
ということで、渡辺先生にお声がけくださいました
渡辺先生はメディア授業担当である上に、最近研究で調理動画を撮られたそうです
お忙しい中お越しいただくと、その手には『iPadの角度を自在に変えられる三脚』が・・・
あれ?そんなにイイものお持ちでした!?
写真3 左が購入したのに使わなかった三脚・・・
購入した三脚もいずれ必ず活躍してもらおうと誓い、
最終的にポジションを決定しました
写真4 カメラは斜め上からで、近すぎないようにしました。
いよいよ、撮影です
やはり緊張しました。
打ち合わせ段階で、できるだけカットなどの編集もやめようということで、一発撮りです
ちなみに、普段の授業では、
パワーポイントなど「原稿」の代わりになるものを使って講義しています
でも、今回、原稿はなく、
写真5 撮影直前の視界
目の前にあるのは、包丁、まな板、大根(食材)だけです・・・。
何からどういった順番で説明しようか頭の中で考えていると、
気づけば夕方になっていました
寺尾先生から恒例の
「せんせい、今日中にア・・」
・よし、アジを捌くところから撮り始めよう
ということで、気持ちを後押ししてもらい、
アジ、きゅうり、大根、りんご、人参、シイタケと撮影していきました
写真6 きゅうりの輪切り。3年生には事前課題として取り組んでもらいます。
一旦撮り始めると、撮影はスムーズに進められたと思います
最初の一歩って大事
今回は『切る』をテーマにした動画ですが、
・一年生の皆さんは予習と練習用に
・二年生の皆さんは復習とスキルアップに
・三年生の皆さんは臨地実習前の課題と対策に
・四年生の皆さんは就職先の対策と国試勉強の息抜きに
活用いただきたいと思います
動画一つ一つは10分弱におさめ、繰り返し見られるように心がけました。
今後も様々な料理について動画を撮っていきますが、
一人でも多くの方から、「分かった!」「できた!」
と言ってもらえるように、取り組んでまいります。
皆さんからの感想、意見、動画撮影方法のアドバイスをお待ちしています
二人が学んだ教訓は
・包丁は日頃から使ってあげよう!
・たまには研いであげよう!
・My包丁に愛着を持とう(不思議と切れる)!
です
皆さんと、調理実習あるいは大学でお会いできる日を楽しみにしております
それでは、また
学科のインスタグラムに、撮影した動画の一部をアップしますので、
そちらも今後ぜひご覧ください