こんにちは、健康栄養学科教員の星野です
献立作成演習の一環として、
昨年度1年生を対象に「3・1・2弁当箱法」演習を行いました。
今回はその様子をご紹介します
3・1・2という数字は、
「1食に何をどれだけ食べたらよいか」の目安となるもので、
数字をもとにどのようにお弁当に詰めたらよいか、
その内容をまず、講義で学びました。
お弁当に詰める際のポイント5つもしっかり学びました
①食べる人にとってぴったりサイズの弁当箱を選ぶ
②動かないようにしっかりつめる
③主食3・主菜1・副菜2の割合に料理をつめる
④同じ調理法の料理(特に油脂を多く使った料理)は1品だけ
⑤全体をおいしそうに仕上げる
です。
さあ、ポイントをおさえて、いざ実践です
20歳代女性・男性それぞれに必要とされる1食のエネルギー量に
見合ったお弁当箱を使います。
可愛らしいカラフルなお弁当箱です
最初に、普段自分が使っているお茶碗にご飯をいつもの量、入れてみました。
そして、そのご飯をお弁当箱にも移して入れてみます。
みなさん、先ほど学んだ適量よりはやや少ない量のようでした。
ですので、適量になるようご飯を足して盛ります。
次におかずを詰めていきます。
5つのポイントを頭に入れながら、
動かないように、割合を意識して、おいしそうに
詰められています
上手に詰められ、完成しました
そして、弁当に詰めたご飯とおかずを、お皿移してみると・・・
ちょうど1食分の量と同じであることがわかります!
3・1・2お弁当箱法が、
自分に必要な1食あたりの食事量を理解する簡単なツール
であることを理解できました。
学生の感想は、
・最初はご飯が多いと思ったけど、食べることができた
・しっかり食べるとお菓子を食べなくても平気だと感じた
・彩りもよく詰められて美味しくいただけた
・お弁当に詰めない時でも3・1・2を意識して食事をしたい
など感想が寄せられました。
今回はこちらで用意したお惣菜を詰めて学びましたが、
今後は自分でお弁当を作ることを通して、より学びが深まると嬉しいです
◆3・1・2弁当箱法のページ
NPO法人食生態学実践フォーラム
https://shokuseitaigaku.com/2014/bentobako
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
https://www.komenet.jp/312bentobako/
◆本学健康栄養学科の紹介について
大学HPの健康栄養学科ページ
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hn/