教職課程(栄養教諭コース)担当の森泉哲也です。
栄養教諭の仕事については、以前、このブログで「給食の提供」と「食に関する指導」によって子どもたちに生きる力を育む職業、と紹介しましたが…覚えていますか?
今回は、主に「食に関する指導」の実際について学外実習で学ぶ「教育実習(栄養教諭)」についてお話ししたいと思います。この実習は、給食室で行う実習ではなく、教室で行う実習が中心となります。
「教育実習(栄養教諭)」は、4年生の春に2週間(10日間)、新潟市内の小学校で行われます。本物の学校で、本物の子供たちを相手に、本物の教師・栄養教諭の指導を受けながら行う実習です。
つまり、教職課程の学びの総仕上げの実習なのですが、今まで大学で学んできた理論、基礎基本は現場で通用するのでしょうか?
実習では、理論通りにはいかない場面がハッキリと見えてきてしまいます。焦ります。一生懸命やろうとしてもうまくいかないのです。頭の中が真っ白になります。
でも安心してください 大丈夫です 必ず子供たちが助けてくれます 「必ず」です必ずですが、条件が一つだけあります。
それは「一生懸命」です。
皆さんが一生懸命頑張っている姿を、子供たちは見ています。感じています。だから助けてくれるのです。子供たちは優しいです。
そんな2週間の教育実習が終わりました。疲れているはずなのですが、皆さんの表情が明るいのは、子供たちと確かにつながることができたからでしょう。