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2024.07.19

歯科医院で活躍する管理栄養士

こんにちは!健康栄養学科教員の岩森です。お久しぶりですが、よろしくお願いします。

管理栄養士の活躍するフィールドはどんどん増えています。例えばスポート栄養に興味を示しアスリートのサポートをしたいと願う学生は多いです!このブログでもアスリートサポートに関する取り組みは多く紹介されておりますし、当大学は力を入れておられます。

 

私が今日紹介するのは、歯科医院で活躍する管理栄養士です。近年は歯科医院へ就職を希望する学生が増えてきました。歯医者に管理栄養士?と言われてもピンとこない方が多いかもしれません。しかし、歯科医院と管理栄養士には大きな共通点があります。それは、「食べる」という行為を全力でサポートしている点です。

歯科医院は虫歯を治療するための場ではなく、予防する場に変わりつつあります。歯科医師が中心となり咀嚼(噛む)嚥下(飲み込む)機能を改善し、管理栄養士が食事から全身の健康をサポートすることにより「トータルケア」ができるというわけです。

私は202310月のブログにて、卒業生と学会会場でバッタリと再会した内容を紹介しました。その方も神奈川県の歯科医院で活躍されています。口の中と全身の健康には深〜く関係があるといわれている中で、口腔内の健康維持や食習慣について予防の観点からサポートできることは、とてもやりがいを感じるそうです。

 

このように、さまざまな職種と管理栄養士が関わりを持ってきましたが、学生が全ての職域について深く知るにはどうしても限りがあります。しかし、学生にもできるだけ機会を設けられればと思っています。その一つが先にも紹介した学会参加です。今年の冬も別の学会に学生と行ってきました。学生としての参加ですから、わからないことも出てくる中、素朴な疑問を投げかけてきますし、何より楽しんでくれています。

もう一つが現場で活躍する外部講師をお招きし、講義いただくことです。7月に須永先生、徳丸先生をお招きし「診療報酬・介護報酬」に関して当大学の3年生4年生に講義くださいます。

写真は、5月の勉強会でお会いした時の1枚です(写真右:須永先生)。「診療報酬・介護報酬」の詳細は割愛しますが、この内容を、先の歯科医師と管理栄養士を例に取りますと、「リハビリ・口腔・栄養との連携が強調及び評価される」とイメージしてください。また、病院や施設における管理栄養士の配置推進の契機となることを期待されます。

写真真ん中にいらっしゃるのは女子栄養大学の府川先生です。なんと、私がまだ大学生だった頃、とある行政機関でアルバイトしていた際お世話になった先生です。本当に驚きました!どこで嬉しい再会があるか分かりませんね。これからも出会いと繋がりを大切にしていきたいと思います。

 

それでは、また。 

#卒業後の活躍