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2024.12.13

管理栄養士を目指す学生が臨地実習で得た学びと成長

こんにちは!

 

健康栄養学科3年 藤井楓恋です。

  

私たち3年生は、8月から各実習先へ臨地実習に行ってきました!

長いようで、振り返るとあっという間の実習期間でした。実習も無事に終わり、感じたことを書かせていただきます。

 

3年生での実習先は、病院、福祉施設、行政、特定給食施設です。

健康栄養学科では、1年生の時にも病院、福祉施設に2日ずつ実習へ行かせていただきましたが、その時は初めて見るもの、聞くことが多すぎて、理解することに必死でした。ですが、今回の実習では管理栄養士として自分がどのように社会に貢献したいか、どんな分野で働きたいのかまで、具体的なイメージを持つことができました。

 

各実習先では、学内で学んだことの理解を深めることができたり、新たな学びや視点を見つけることができたり、毎日本当に充実していました。

長くなってしまうので、写真とともに、一部を紹介します!

 
これは、福祉施設で提供されている各食形態の写真です。主菜・副菜は左から、常食、刻み食、極刻み食、ミキサー食です。各食形態を食べ比べてみると、大きさや硬さ、咀嚼のしやすさなどが異なっていました。誤嚥や窒息を防ぎ、安心・安全な食事提供を行うことも、管理栄養士として大切な役割です。


これは、保健所の事業で行った、パッククッキングの写真です。地域の食生活改善推進委員の方と一緒に、ご飯、白い麻婆豆腐、キャベツとツナと塩昆布の和え物をパッククッキングで調理しました。パッククッキングは災害時にとても役立つ調理法で、耐熱性のポリ袋があれば簡単に、美味しく作ることができます!

災害時以外に普段の料理でも活用できるので、これからも色々な料理を作ってみたいです

 

 

長期間の実習は、質問に対して答えられるのか、自分の知識は十分なのか、不安も沢山ありました。ですが、指導者の先生の話していることが理解出来たり、なぜそうなるのかわかったり、まだまだ勉強すべきことは多くありますが、少し自信になった場面も多くありました。入学してから、基礎知識から応用知識まで様々なことを勉強し、沢山レポートを書き、大変だと感じることもありました。ですが、その全てが繋がっていたことを、各施設での実習を終えて感じました。

施設での実習後に集まって、実習最終日のプレゼンテーションに向けた資料作りを行った日もありました。時間のない中でやるべきことが多くあり大変な時もありましたが、少し息抜きもしながらやるべきこともやり、普段とは違う環境も楽しんでいました

 

 

 

実習先の指導者の方は、お忙しい中とても丁寧に、親切に私たちに向き合ってくださいました。どの先生方からも、「将来管理栄養士として活躍してね」と、応援の言葉をいただきました。

現場で働く管理栄養士の方の姿は、自分もあんな風になりたいと思えるような、本当に素敵な方ばかりでした。知識の量、コミュニケーションスキル、物事の考え方、指揮管理能力など、自分には足りないと感じることばかりでした。ですが、より一層、管理栄養士という職業への思いも、強くなりました!

 

 

最後になりますが、お忙しい中ご対応、ご指導くださった各実習先の指導者の先生方、職員の皆様。実習前、実習中に不安でいっぱいだった私たちの相談に乗ってくださった各実習担当の先生方、様々な場面でご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。

 

3年生のみなさん、次は実習報告会に向けて頑張りましょう!!

#大学生活