健康栄養学科3年の山口です
今回は8月22日に行われた『ひらめき☆ときめきサイエンス』の中で行われた〝ランチョンセミナー~お弁当編~〟についてお話したいと思います。
まず、この『ひらめき☆ときめきサイエンス』というのは、大学で行っている最先端の研究成果について、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうというプログラムで、当大学で実施するのは、今年で3年目だそうです。
私たち、健康栄養学科の学生4名は、その一環として、高校生がスポーツをしたり健康を保持するために必要な食事について、日常のお弁当を使って、科学的に、かつ楽しく学んでもらうという企画を立てました。
この写真が、私たち4人です
(ただし、背後には、とても厳しい斎藤先生と小林先生が仁王立ち状態で見守ってくれていましたが・・)
あっ、そうそう。話が脱線しそうですが、今日は、セミナーのことを話すのでした・・。
具体的には、自分に必要なエネルギー量を知り、そこからバランスのよいお弁当の詰め方を学んでもらうという内容にしました。
まず、最初は、肩の理力を抜き楽しく学んでもらうために、栄養素の働きなどについてチーム対抗のクイズを行いました。
チーム対抗となれば、気になるチーム名はこちらです
食事ということもあり、チーム名は「野菜」に統一しました。
実際のクイズ風景はこんな感じです。
皆、反応がよく、はちきれんばかりの笑顔で、私たちも楽しく実施できました
さて、何問正解できたのでしょうか?
答え合わせをしてみましょう。
クイズを通して、自分の活動量にみあった弁当の大きさ、1食あたりのご飯の量、主食、主菜、副菜のはたらき、量について楽しく学んでもらったところで、今度は実際にお弁当につめてもらいました。
ちなみに当日のバイキングメニューはこちら・・。
どれもおいしそう~でしょ
でも、これらのメニューを全て食べられるわけではなく、高校生は、自分に適量の主菜や副菜をこの中から選んでつめてもらいました。
そうしてできた、ある男子高校生のお弁当はこちら、
みなさん、学んだことを基に、彩りもバランスもばっちりでした。
さずが これって、私たちの指導法がよかったってことかな
ちなみに、主食:主菜:副菜の表面積比が3:1:2の割合だとバランスがよいお弁当になります。
(さらに、別の料理形態(揚げ物、煮物、茹で物など)のものをつめる、おかずが動かないようきっちりつめるなども基本になりますが・・)
いずれにしても、高校生からは、「楽しかった」「明日または今日から実践し、甲子園に出たい」という感想も飛び出し、とてもうれしかったです。
私たちは、これからも、医学的・栄養学的な知見と技術を駆使し、一人でも多くの人たちの役に立ちたいと思っています。
セミナーに参加してくれた高校生皆さんのよき人生にエールを送り、この夏の活動報告とします