こんにちは、健康栄養学科教員の宮岡です。
前回は、本年度の卒業研究(卒研)発表会についての記事がアップされました
今回は、卒研に関わるいくつかの話を書いてみます
1)どうやって決まるの?
…来年度のゼミ配属(どの先生について研究するのかを「配属」といいます)が
もう決まりました。
3年生は臨地実習で忙しい中、希望するゼミを訪問して、
先生方に質問したり、希望を伝えたりして決めます。
2)どんな研究をするの?
…研究のテーマは様々ですが、
病院や職場に出向いて調査をするゼミと
大学の実習室や研究室で実験するゼミがあります。
オープンキャンパスに来てもらえれば、具体的な研究内容がわかりますよ
本年度の卒研テーマには、
例えば「高齢者に向けたキザミ食へのとろみ付与」みたいに
超高齢化となった今の社会に合ったものやら、
「大豆の加工によるリンとタンパク質の変動について」のような
食品を扱う学科らしいものやらがある一方で、
「黄色の皿は食べ物を美味しそうにみせる」みたいな
日常生活でふと疑問に思う経験に基づくものと、実に多種多様でした
3)研究以外にはなにか?
…ゼミ教員と配属学生は、一緒に食事へ行ったり、
時には旅行へ出掛けたりして、楽しい一時を過ごします。
わたしのところでは、
以前からゼミ生(&わたし)の「誕生会(幼稚園や保育園みたいですね)」をやっています。
ゼミ生たちはなにかサプライズを考えてくれるので、
祝われる人も祝う人も互いに楽しい思い出が作れます
(クラッカーの音が他の先生に聞こえないかとビクビクしたりします)。
ちょっと見ると研究とは遠そうな誕生会(や旅行)ですが、
実はいいコミュニケーションを持つには大切なイベントとなります
学校でも社会でも、なにかをやろうとすれば
いいコミュニケーションが大切になります
調査するゼミであれ、実験するゼミであれ、
基本となる姿勢は同じではないでしょうか?
ちょっと難しい話になってしまいました。
2017年卒業の13期生たちとの誕生会です
2018年卒業の14期生たちとの誕生会です
14期生たちとの伊勢旅行(二見浦)です
現在のゼミ生(15期生)たちとの誕生会です
みなさんの中には、「調査や実験の写真はないの?」と思うかも知れません。
そうなんです、そういう写真は意外にないのです。
ゼミ生は(教員も)調査や実験の最中は必死になっていて、
撮影をする余裕はないのが実情なのです。
やるときには、真剣にやるのです
では、また。