こんにちは
応用栄養学実習担当の稲葉です
妊婦さんから高齢者までライフステージに合わせた人体の成り立ちを理解した上で献立を立て、実際に調理する「栄養学実習Ⅱ(応用栄養学)」という授業があります。
自分たちで食材を発注して時間内に料理をする授業ですが、毎回たくさんの気づきに触れる授業の一つです。
廃棄率を含めるのを忘れたり、乾物の戻し率を計算してなかったり・・・。
今回ご紹介する乳児期であれば、思っていた以上に濃い味付けになってしまったり、柔らかく煮たつもりでも歯茎で噛める固さにする難しさを感じたり、ほんの少しの量を作るのにこんなに時間がかかるのかとびっくりしたりと様々な経験をすることが出来ます。
自分が小さかった頃、こんな大変な食事・料理を用意してもらっていたのだと感動する2年生もいます。
乳児期栄養について少しご紹介します。
例年は、1班5~6人で実習するのですが、今年は新型感染症対策をしっかり行う為に通常の1/3にあたる1班1~2人での実習です。
そこで、限られた2コマの中でいつもより少ない人数で実習することになります。
どうしたものかと困っていましたが、授業前に行うデモンストレーションを全て動画にして予め自宅学習してもらうことにしました
これで30分位は調理時間を長く確保できそうです
今回は、哺乳瓶や粉乳の紹介をした上で消毒方法を3つ撮影しました
さて、これでも一人の作業量はまだまだまだ多いのですが、大変な分深い学びに繋がることを願っています