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2022.04.22

第36回 管理栄養士国家試験の合格発表を終えて

こんにちは。健康栄養学科教員の増田です。

新年度に入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。この季節は出会いと別れが付きものですが、私も例に漏れず、3月には学部の卒業生を送り出し、また大変お世話になった先生方との別れがあり、また、4月には新入生を向かい入れるとともに、新任の先生方との出会いがあり、加えて授業も始まり、、、と、刺激の多い日々を送っています。このうち、私が国試対策委員として、この一年間に触れ合う機会が多かった、当科学部の卒業生について、取り上げてみたいと思います。

 

卒業生は、管理栄養士国家試験の合格発表が325日にあったばかりです。この結果を見て、41日から社会に羽ばたいていきました。こちらの試験の当科合格率は92.7%でした。この結果は、当科の目標からすると、決して喜べる数字ではなく、全員合格がかなわずに涙を飲む学生がいたのは、とても残念でした。ですが、今回の問題は真新しい出題形式もみられるなど、戸惑いがあった中で、41人の卒業生は本当に良く頑張ったと感じています。227日が試験日でしたが、コロナ禍で、特に年が明けてから思うようには大学での勉強の場を確保してあげられなかったのですが、それにもかかわらず、個人個人が一生懸命に努力したと思います。卒業生には、この試験を一つの通過点として、社会に出てからのいっそうの飛躍を願っています。

 

ところで、新4年生も、すでに国家試験合格へ向けた国試対策は始まっています。つい先日は、オリエンテーションを行い、直近で試験を受けたばかりの新大学院生にも、1年間の勉強スケジュール例や勉強方法を話してもらう機会を設けました。新4年生は、真剣な眼差しだったのが印象的でした。今年の4年生が楽しみです。また、低学年のうちからも国家試験を意識してもらう機会があります。例年、年度末には、新2, 3年生を対象に、国家試験の出題形式で、到達度確認試験を行っています。そこで一定の成績が修められなければ、正しい勉強方法での問題の解き直しをしてノートを作成してもらっています。日々の授業の積み重ねが、国試の合格に直結するのはもちろんのことですが、このように、各学年毎に国家試験に向けて対策が行われています。

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