こんにちは。健康栄養学科教員の岩森です。お久しぶりですが、今年もよろしくお願いします。
一月も半分が過ぎましたけれど、年末年始はスポーツイベントが目白押しでしたね。もっと遡ればサッカーW杯から、熱狂していました。
私は、特に学生スポーツを観るのが大好きです。直接観戦する機会は中々ないですが、今はインターネットを始め様々な配信で楽しめます。バスケットボールのウィンターカップ、サッカー高校選手権、春高バレー、箱根駅伝もありましたね。どちらかと言えばチームスポーツかつ一回勝負が興奮します。新潟医療福祉大学も大学サッカー選手権で決勝戦まで勝ち進み、素晴らしい試合を見せてくれました。
配信と同じくらい好きなのが、選手のコメントやコラムを見ることです。ノンフィクションで、様々な視点から、場面場面の心境や裏話が見られます。
最近特に多くなってきたなと実感するのが、食事や栄養に関するコメントです。最近見たものでは、高校バレーボール選手のコメントで「日頃から栄養士の助言を取り入れ、間食の内容や食べるタイミングに気をつけている。おにぎりの具材は梅とシャケのみ、ツナマヨは脂質が多いので食べない」このコメントは春高バレーで優勝した直後のコラムです。栄養に関して小さなことから意識して、大きな成果を手に入れていました。
私自身、今年度も高校生を対象に、スポーツ栄養に関して講義する機会を何度かいただきました。秋に訪れた長野東高校では、男女様々な部活動に取り組んでいる子が講義に臨んでくれました。講義終了後、特に熱心に質問してくれた子は、女子陸上部の長距離選手でした。私は、長距離選手は体重を気にしてあまり食べないのかな?との思い込みがあったのですが、しっかりと食事量を摂られていて、それは個人的な考えではなくチーム方針とのことに驚きました。そして、もっと嬉しい驚きがありました。全国高校駅伝女子(2022年12月25日)で長野東高校が初優勝されていたのです。わずかながらご縁のあった高校の活躍は、本当に嬉しいです。この場を借りてお祝い申し上げます。
最後になりますが、当学科大学院におきまして、次年度よりスポーツ栄養学コースが新設予定です。スポーツ現場における栄養サポートを専門的に学ぶ場として、健康スポーツ学科とも連携していきます。私も一部講義予定ですので今から楽しみにしております。スポーツと栄養に興味のある方は、是非以下のU R Lをご覧ください。