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2013.02.22

国家試験の話(その2)

 皆さんこんにちは。健康栄養学科教員の川上です。
 今日は先回の予告通り、実際に出題された管理栄養士国家試験の過去問を紹介していきます。新企画堂々のスタート

と、その前に…。

 管理栄養士国家試験の問題は、今までのところ大きく下記10種の問題群に分けられます。
○社会・環境と健康
○人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
○食べ物と健康
○基礎栄養学
○応用栄養学
○栄養教育論
○臨床栄養学
○公衆栄養学
○給食経営管理論
○応用力問題

さすがは国家試験、出題範囲は広範囲です…。問題数は全部で200問となっています。これだけの問題数だと、解答するのもハードですが、勉強するのも苦労します…。
 しかし、やらねばなりませんっ。4年生にはこの難関を是非突破してほしい

 そんな祈りを込めて、今日の過去問はこれ。

第26回管理栄養士国家試験(追試)問題(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)より
ヒトの細胞に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

1.ゴルジ体では、遺伝情報の転写が行われる。
2.細胞膜のリン脂質は、親水性部分が向き合って二重層をつくる。
3.滑面小胞体では、脂質の代謝が行われる。
4.細胞内液のNa+濃度は、細胞外液より高い。
5.リソソームでは、ATPの合成が行われる。

…正解は、一番下に記載してあります。

 高校で生物を履修済みの人は、やや有利だったでしょうか…。解説は、時間とスペースの関係で省きます。自分で勉強するように
続きはまた次回に

正解:3

#国家試験